2026/05/07 16:05

どんなに平穏そうな街でも、不穏な地域というのは一定数あります。

それは日本でも外国でも。

先日、トルコのスタンブールを一人で旅していた時、私はGoogleMapを使って目当ての店に向かっていました。
そこで、不穏な地域に立ち入ってしまったのです。

落書きが増えてきたことには気づいていたのですが、場所は繁華街からたった1~2本入っただけの通りで、すぐ抜けられるだろうと思っていました。
しかし、外国ではそのたった1本入った通りが急に物騒になるなんてことは珍しくないことで。
それを知っていて、なんでこんな事になったのかと言うと、慣れから小さな違和感を軽視していたのです。

そこからもうしばらく歩いて、さらに空気が変わりました。
家族連れは消え、路上生活者が増え、通りにいる人達の妙なひと気でようやくはっきりと「まずいな」と自覚しました。

50mも進めば、また賑やかな繁華街があるのは視線の先に見えていました。
が、こういう時の50mは長いもので、、、、

そんな時に取る私の行動は決まっていて、
 視線は前。
 立ち止まらない。
 振り返らない。
そして、誰とも視線を合わさずに早歩きです。

この方法が正しいかどうかは分かりません。
そもそも、落書きが増えてきたと気づいた時点で引き返すのが正解なのです。
それをしなかったのは、単純に慣れで ”いつもの流れなら、この先にそれ以上はない” とたかをくくっていたのです。

GoogleMapは今や旅では欠かせないツールですが、物騒な地域を避けたルート案内はしてくれません。
旅で危ないのは知らない土地ではなく、“慣れ始めた自分” であることに気づかされた、久しぶりにヒヤっとした体験でした。