2025/10/07 15:59
今日はフィンランドのお話しです。
私はフィンランドのヘルシンキがとても気に入っていて、そのヘルシンキで一番好きな季節が冬です。
フィンランドは夏が短く冬が長いため、光と新緑に満ちたキラキラした夏の季節を好む方がとても多いのですが、それじゃぁなぜ私が冬のヘルシンキが好きかというと、
① 澄んだ冷たい空気がとてもうまい
② 雪が音を吸収して清々しい静けさ
③ 家から溢れる照明の光が素敵すぎ
この3つ。
特に『 ③ 』です。
日本では、日が暮れると外から家の中が見えないように工夫することが一般的に思います。
対するフィンランドでは、分厚いカーテンは閉めず、窓際にランプやキャンドルを置いて、家の中だけでなく通りを歩く人にも温かい光を届けてくれるのです。
日が暮れて、買付先から帰るトラムの中から通りを眺めていると、アパートの各部屋の窓際には暖かな色使いの照明が飾られていて、それが目に入ると疲れた体が急にリラックスします。
寒いけれど、冬の澄んだ冷たい空気にこの暖かな光の使い方が、本当に本当に素敵で。
これから冬のヘルシンキに行かれることがあれば、この話をちょっと思い出して、ぜひ窓際を見てみてください。
フィンランドには癒しポイントが沢山ありますが、これが私の冬のイチオシです。