2025/09/16 16:35

私がフィンランドに初めて行ったのは、6~7年前の12月31日です。

通常、年越し海外って航空券高そうなのですが、フィンランド行きは過去一安かったのです。

ただ、真冬のヘルシンキの日照時間の短さには面喰いました。
朝9時半に日が昇って午後3時半には日が沈みます。
太陽は真上まで昇らず、地平線のすぐ上をかすかに横切る感じになります。
そのため一日中、朝日か夕日のどっちかなのです。

とても不思議な体験でした。

それにしても、日照時間が短いというのは、気持ちが塞ぐもので、、、
一緒に滞在していた、地元新潟の友人はそんな私の表情を見て、

 「えみちゃん、お日様ないとつらい?笑」

って聞いてきました。
なぜなら、新潟の冬もヘルシンキと少し似ていて、日照時間がとても短いのです。
新潟の場合、お日様が上まで昇るのは昇るのですが、曇りや雪の日がとにく多く昼間でも薄暗い。
日照時間は 、1日平均1時間未満のことも珍しくありません。

それに慣れている彼女は、冬のヘルシンキの短い日照にも違和感がなかったのです。
対する私は、新潟を離れて長いため、参っているんじゃないかと思ったようでした。
確かに初めて新潟を離れて、太平洋側で暮らしたとき、

 ‟お日様があると冬でも朝から元気が湧く!”

って思ったのを思い出しました。

日照時間の長さや太陽の動きひとつで、気持ちがこんなにも変わるのかと、改めて実感した冬の旅でした。